区および教育委員会は学校連携観戦中止の決断を!
本日、区長と教育長あてにオリンピック・パラリンピックの学校連携観戦の中止を求める申し入れをしました。
新型コロナ感染症の収束がいっこうに見えず、緊急事態宣言とまんえん防止等重点措置の繰り返しです。
再び緊急事態宣言の発出が検討されているような状況の中で、区および教育委員会は、いつまでも国や都の指示を待つのではなく、保護者や区民への情報や検討状況などを明確に示し、子どもたちの安全を最優先に考え、学校連携観戦中止の決断をするべきです。
以下申し入れ書の内容です。
2021年7月8日
練馬区長 前川 燿男 様
練馬区教育長 堀 和夫 様
練馬・生活者ネットワーク
きみがき圭子 やない克子
オリンピック・パラリンピックの学校連携観戦の中止を求める申し入れ
新型コロナウイルス感染症の拡大はいっこうに収まりません。
政府は、今月11日に期限を迎える東京都のまん延防止等重点措置について、8月22日までを期限とする緊急事態宣言に切り替える方針を固めたとのことです。
「子どもたちのオリンピック観戦は中止してほしい」という保護者をはじめとする区民の訴えが私たちのもとにたくさん届いています。また、教育委員会においても、保護者から不安の声が上がっていることが、教育委員から指摘されました。
学校連携観戦は、真夏の暑い時期に子どもたちが団体で公共交通機関を利用して競技会場に行かなければならず、熱中症対策などが課題と指摘されていたものです。
子どもたちは、このコロナ禍の1年、入学式や卒業式、運動会など学校行事が縮小され、7月の移動教室も延期となりました。このような状況を踏まえ、子どもの安全を最優先に考えるのであれば、観戦の中止を判断すべきではないでしょうか。
開会が迫るこの時期においても、区および教育委員会の考え方が示されていないことが子どもたちや保護者の不安につながっています。
練馬・生活者ネットワークは練馬区および練馬区教育委員会に対し、国や都の指示を待つのではなく、子どもたちの安全を最優先し、学校連携観戦を中止するよう、強く要望します。
以 上