質問時間を削った不必要な答弁に抗議
決算特別委員会の地域文化費の質疑において委員長の進行と理事者の答弁に容認できない内容があったため、申し入れをしました。
2問目の質問が途中で遮られ、結果として時間切れで最後まで質問できなかったことは、区民の代表として議会に出ている議員として大きな問題です。
以下、申し入れ文です。
9月18日(水)の決算特別委員会(区民費・地域文化費)の生活者ネットワークきみがき圭子の質疑における答弁および進行について公平公正な議会運営上、不適切な誤りがありましたので、理事会での検討と議事録が残る場、委員会での訂正発言を求める申し入れをします。
理由
地域倉庫等運営費の質疑が終わり、意見を述べて次の個人番号カードの質問に移りました。質疑の途中で突然、スポーツ振興課長が手を挙げ、委員長が指名しました。
スポーツ振興課長は「『管理運営委員会の方が恣意的に』というご発言がごさいましたので、これにつきまして答弁させていただきます。」と発言していますが、私は一言も「恣意的」とは発言しておりません。会議記録と録音からも全くそのような発言をしていないことを確認しております。
また、委員長に注意を求めましたが「答弁もれがあったので」とご発言されています。しかし地域倉庫等運営費の質疑の最後は要望に留め、答弁を求めていないこと、その時点で委員長がスポーツ振興課長を指名していないことから答弁もれではないと認識しております。
次の項目に移っているにもかかわらず、突然このようなことが起きて、個人番号カードの質疑が時間切れとなり、途中で終了してしまいました。10分という限られた時間の中で十分な質疑ができなかったことは、生活者ネットおよび区民にとって大きな損失です。
私たち議員は自らの責任において発言しています。質問ではなくその発言に答弁と称して反論することは、議員の発言権を侵害するものであり、容認できません。
以上のことから理事会でお諮りいただくようお願い申し上げます。
もちろん、理事者の答弁の権利は尊重しますが、質問していないことに答弁することは容認できません。
理事会は3人以上の会派幹事長が出席しますので、生活者ネットは出席していませんが、理事会で取り上げてくれました。
各会派から色々意見が出て、後押ししてくれた会派もあったそうですが、結果としてまとまらず、申し入れ通りにはなりませんでした。
しかし、議論になったことで、議会改革に向けて今後の課題のひとつになったと思います。