オリンピック招致に反対!
9月7日にブエノスアイレスで2020年オリンピック・パラリンピックの開催都市が決定するため、東京都は応援モードを盛り上げようとやっきになっています。練馬区でも招致ロゴが入った旗や、バッジが地域にばらまかれています。
都議会では機運醸成のため、ブエノスアイレスに議員の派遣を決めました。議長を団長に自民8、公明3、民主2、みんなの党1、都議会みんなの党1、合計15名の議員が参加します。都議会生活者ネットワークでは、この海外派遣に反対し、参加を辞退しました。
6日間の日程で予算は1800万円。そして招致のために37億円の税金が使われています。オリンピック招致は「税金の無駄遣い」だと反対してきました。
お祭り騒ぎの東京からわずか200キロの福島の現状は、とても収束したとは言えない状況で、毎日放射能汚染水が垂れ流し、海も汚染され続けています。その場しのぎの対応もうまくいかず、タンクの置き場所も限界が近づいています。
また国の復興支援予算は被災地以外に使われていたり、原発作業員に危険手当が支払われていなかった、などの問題が次々に発覚しています。
みんなの海を汚し、大気も汚し、人々の生活を奪い、不適切な税金の使い方をしている、そんな国でオリンピックを開催すべきではありません。
オリンピックで「国際都市東京」をめざすより、介護や子育て支援を充実させて「生活のまち東京」をめざします。