やめて!!テレビの不法投棄!

今年も残りわずかとなりました。
あちこちで障子の張替えや窓拭きなどの様子が目に入ります。

最近、テレビの地上デジタル化、更に年末のエコポイントの終了により買い替えが急増していますが、これに伴い私が以前から非常に不安を抱いていたことが現実問題として起こっています。
それは不要になったブラウン管テレビの不法投棄です。
山に出かけると「えっ、こんな山奥に?」というところに車や冷蔵庫が捨てられていることは何年も前からありました。
近くには小川や田畑があります。ここに有害物質が流れ込んだら、と思うと恐ろしくなると同時に捨てた人のモラルのなさに憤りを感じました。

環境省の発表によると2009年度には家電の不法投棄が6年ぶりに増加し、その約90%がブラウン管テレビとのことです。この回収の費用は自治体が負担することになり、税金が使われるわけです。
より快適な生活を目指すがために、このような問題が起きてしまうのは日本人としてとても恥ずかしい思いです。

今年6月には小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還し、太陽系の謎の解明に一歩前進しました。
地球も太陽系惑星のひとつに過ぎず、何事もないかのように自転、公転を繰り返していますが、今この地球の中では私たち人間の手による自然破壊という大きな変化が起こっています。
年末も世界各地で寒波の影響が出ていますが、異常気象は誰もが身を持って感じているはずです。
私たち一人ひとりが今、自分がしようとしているちょっとした行動がどのような結果を生むかをしっかりと考え、「自分だけなら」の積み重ねが地球全体の問題になってしまうのだという意識を持つことが必要です。

テレビの不法投棄は今後ますます深刻な問題となると思いますが皆さんどうお考えでしょうか?ぜひご意見お寄せください。