脱プラスチックに向けた取り組みをすすめます

区役所1階アトリウムでごみ・リサイクルのパネル展示をしています。
海洋ごみについてのパネルも展示してあります。

練馬区では小学4年生を対象に区独自で毎年作成している「できることからはじめよう」という副読本を用いた環境学習に取り組んでいます。

2年前に使用していた副読本にはプラスチックが環境汚染につながることが詳しく書かれていませんでした。その時既に品川区や杉並区の副読本では、プラスチックが地球規模の海洋汚染の原因になっていることや、海の生き物が苦しんでいることなどが詳しく記載されていたので、一般質問で指摘しましたところ、昨年から見直され、海洋ゴミのことが盛り込まれました。

 

私たちはこれまで脱プラスチックに向け、子どもたちと一緒に川の水辺の調査やごみ拾い、自動販売機周辺のポイ捨てごみの調査、上映会などを通して環境学習に取り組み、様々な提案をしてきました。
区役所の自動販売機からペットボトルを廃止したことや、1階にマイボトル用の給水機の設置などもその成果です。
また、区から配布されるクリアファイルをなくして欲しいとの保護者からの要望から、区は新しくクリアファイルを購入することをやめました。

今はプラスチック容器は「容器包装プラスチック」
と可燃ごみとして出す「製品プラスチック」に分けて出していますが、昨年「プラスチック資源循環促進法」が施行され、すべてのプラスチックを一括回収してリサイクルすることが自治体に求められています。
できる限り早い段階でリサイクルルートをつくるよう求めています。

そしてこれ以上プラごみを海に出さないために、私たち消費者も「買わない、もらわない、ポイ捨てしない」意識を持つことが必要で、大人から率先して行動することが、子どもたちへの生きた環境学習にもなります。