親子参加で「水辺の調査」

8月24日、石神井川の南田中橋付近でおこなわれた「水辺の調査&ごみ拾い」に参加しました。
練馬区内を流れる石神井川と白子川のそれぞ2か所の拠点、計4か所で、毎年水質検査や生き物調査をしています。またごみ拾いもしています。
この南田中のところは親水護岸になっていて、区に申請して柵の鍵を借りれば川に入ることができます。

今回の参加は大人13人、子ども10人、乳児1人、合計24人!大勢集まって嬉しい限りです。

川の水質は亜硝酸態窒素、化学的酸素要求量、硝酸態窒素ん、NH4、PO4の5種類の検査で、肥料や生活排水の汚染を示すPO4が高かったものの、すべて基準値以下で問題ありませんでした。
しかし検査用に採取した水は無臭でしたが、川に入ると少しドブ臭さを感じたのは前日の突然の雨のせいかもしれません。
この日はお掃除をした後なのか、ごみはそれほど落ちてなかったのですが、お子さんが排水のパイプの中に詰まっている飲料容器やプラごみ、川の中に落ちている傘を拾ってくれました。

こんなプラごみが詰まっているのをお子さんが発見!

また川ではエビや魚、陸トカゲを発見。またジュズダマの草も茂り、生き物調査もできました。
お母さんからは「プラごみで海を汚さないで」の紙芝居、私は23区の合流式の下水道についてお話をしました。

プラごみの紙芝居

23区の下水道について説明

お母さんたちからも「できることからはじめないとね」との声があり、その声がさらに周りの人たちに広がっていくといいな、と思います。

学校や地域の行事が次々と中止になり、特にいつもでしたら夏はお祭りや花火大会があるのにほとんど中止で、子どもたちもつまらない思いをしている中、外で自然に触れてお友だちとのびのび遊んでいる姿を見て、マスクの中の顔もほころびました。

ジュズダマも久しぶりに見ました。