民生委員制度100周年記念イベントに参加しました

18日、東京都民生委員制度100周年記念式典と研修報告会に参加しました。

民生児童委員は東京都で救済委員として始まり、単身世帯や高齢世帯、子育て世帯が地域で孤立しないよう、見守りや支援を続けています。特にひとり暮らしの高齢者が増える中、日ごろの見守りから相談、災害時の安否確認など地域に欠かせない存在です。

 

式典の後、5分野の部会別自主研修の報告会があり、
・生活福祉部会
「生活保護制度について」「生活サポートセンターについて」
・高齢福祉部会
「民生委員として高齢者とどのように向き合い活動するか」というテーマで「地域にお
ける取組」「公的機関のサービス、ケア、介護保険について」「認知症について」
・障がい福祉部会
「誰もが住みよい地域になるための共生社会」をテーマに「障害者差別解消法」「聴覚障
害」「視覚障害」「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」
・児童福祉部会
「子どもが健やかに生活できる環境づくり」をテーマに「子どもを取り巻く環境」「子ど
も食堂」
・子育て支援部会
「~ばあばの知恵袋~」をテーマに勉強会、施設見学、乳幼児を持つ保護者へのアンケー
ト調査より

の盛りだくさんの報告を聞きました。
区の事業を学んだ報告も多かったですが、5部会に共通している「民生委員としてできること」のキーワードは「見守り、寄り添い、支援、孤立させず地域につなげる」だと思います。
民生・児童委員は地域住民にとってとても大切な存在ですが、その活動がまだ十分に知られていません。区の下請け的な存在として見るのではなく、自主的な活動を理解し応援することも重要だと思います。

今回報告された、民生・児童委員の立場で見た区の現状と課題はとても貴重な資料であり、私も共有して議会活動に生かしていきたいと思います。