「子ども放射線ラボ!」に参加しました
今年も「子どもたちを放射能から守るねりまネットワーク」主催の「子ども放射線ラボ!」に参加しました。
講師は東京大学大学院総合文化研究科の小豆川勝見先生です。
先生は世田谷区の放射線教育のアドバイザーでもあります。
今日のお話はセシウムについて。
セシウムって何?どうやってできるの?身の回りにどれくらいあるの?…
など小学生の参加も多く、わかりやすくお話ししてくださいました。
ただ怖がるのではなく、性質をきちんと知ることから始めるのはとても大切なことだと思います。
先生は福島で放射能測定を続けています。福島では除染されているところの空間線量は0.05マイクロシーベルトと低くなっていますが、帰宅困難区域の林の中に入ると27.5とまだまだ高い状況です。
放射性セシウムはどこにどれだけ集まっているのかわからないため、測定し続けることが大事だとのことです。
昨年の暮れには光が丘公園のバードサンクチュアリ池のかいぼりが16年ぶりに行われたのを機会に、底土の放射能測定をおこなった結果報告もありました。
池の水が循環していたこと、雨で池が満杯になると下水に流していたこと、元々練馬は原発事故の影響が少なかったことなどから結果として最大でも58ベクレル/kgと予想をはるかに下回る数値でした。
でもこれも測定したからこそわかったことです。
小学生たちが次々と質問するので先生も嬉しそうでした。