議会制民主主義の危機 ー数で押し切ろうとする横暴ー

6月3日の一般質問で公明党の議員が共産党を名指しで非難したことに対し、共産党議員が翌日の一般質問の冒頭で「事実無根のものもある」として公明党議員の発言撤回を求めました。議長申し入れ2012.6月リサイズ

これに対し、公明党議員が動議を出し「全くの事実」として共産党議員の発言取り消しを求めました。
続けて2人の議員から動議が出されたのですが、それを無視して議長はすぐに取り消し動議の賛否だけを諮り、自民、公明の賛成で強行されてしまいました。
本来でしたら他の議事進行の動議を取り上げ、まず幹事長会で引き取り、きちんと事実確認をすべきところを、このような乱暴なやり方をしたことは大きな問題だとして5会派13人の議員で議長に申し入れをしました。
「多数決=民主主義」だと主張し、数で押し切ろうとする横暴が続き、議会制民主主義の危機的状況です。
以下申し入れの内容です。

動議撤回について議長申し入れ文書