石神井高校での宿泊防災訓練を見学しました。

東京都教育委員会は全都立高等学校と中高一貫校179校で1泊2日の宿泊防災訓練を行っています。
5日は石神井高校で行われ、見学に行ってきました。
石神井高校は5年前に校舎が新しくなり、スポーツも盛んで文武両道の学校として人気があります。

石神井消防署と関町消防団の協力で、1年生7クラスが5か所に分かれて指導を受けていました。
起震車では震度7まで体験でき、ガスの元栓を閉めることも指導を受けています。

       角材と毛布を使った担架でけが人を運びます。
     怖そうに乗っていましたが、しっかりできていました。    

 

 

 

 

煙の中を避難する訓練。
出てくる生徒はゴホゴホむせています。

 

 

 

 

                          

消火訓練
消火器の使い方は体験しておくといざという時
落ち着いて行動できます。

 

 

 

 

教室では怪我の応急処置を教わっていました。
頭に布を巻いて包帯の代わりにします。

 

 

 

 

全クラスが一通り体験し、夜はアルファ米と水で晩御飯にします。
宿泊の教室は2階に男子、4階に女子で、2枚の毛布が支給され、1枚を床に敷いてもう1枚
をかけて寝ます。

 都立高校は災害発生時の帰宅困難者の受け入れ拠点となっていて備蓄もされていますが、
それとは別に生徒用に備蓄されています。
遠くから通学している生徒もいますから、自宅に帰れないことも想定されます。
また、練馬区が9月に行った小中学校の一斉避難訓練において、モデル校となった中学校
では生徒がとても積極的に避難拠点開設に参加したという報告がありました。

今回の宿泊訓練で、生徒が自分の身を守ることだけでなく、地域で周りの人を助ける立場
にもなれるんだということを自覚できたと思います。
昨年の東日本大震災でも被災地では発災直後は何をしていいかわからず、ただブラブラし
ていた中高生も「自分たちも役に立ちたい」と自ら積極的に手伝うようになり、それはとても
大きな力となったと聞いています。

9月に東京都の地域防災計画修正案が出され、それに合わせて練馬区の地域防災計画も
また見直されます。
私たちは、これまで「避難所運営に中高生が参加できる体制をつくること」を区に対し要望し
てきました。この要望が防災計画にきちんと盛り込まれるよう引き続き求めていきます。