練馬では中村橋の美術館から練馬文化センターまでデモ行進し、その後は各々代々木公園へ。
雨よりはマシとは言え、真夏の太陽ギラギラで水分を補給してもすぐにまたのどが乾いてしまう中、全国から集まった脱原発を訴える人の波に飲み込まれました。
特に大飯原発の再稼動には怒りの声が上がっていました。本当に政府が何をもって大飯原発の安全性を証明しているのかさっぱりわかりません。
福島第一原発事故も津波が原因とされていましたが、時間を追って確認していくと、実は津波より先に事故が起きていたことが判明しました。地震による被害を受けてのことだったのです。
内部被曝の調査についても公表されず、事実を言えば大きな圧力がかかる、まるで原爆が投下された後の日本の姿を見ているようだという声も聞きます。
野田首相は大飯原発の再稼動の理由を「国民の皆さんの生活を考えて再稼動をせざるを得ないと判断した。」と発言していますが、もし事故が起きたら「国民の皆さんが必要としたからだ。」と私たちのせいにされてしまうのでしょうか?
デモ行進しながら、3月の福島での集会で聞いた「命の大切さが利益を超えた時、脱原発は実現する」というドイツの方のメッセージが再び浮かんできました。
政府が人の命が第一だとわかるまで原発はNO!と言い続けます。