ところが6月3日におこなわれた記者と区長の懇談会で区長は、引継ぎにあたって「最初からは日大と同等の医療をすることはできない。ただし、これを言ったらどうしようもないことになる。」と発言しています。
これについて私は一般質問でも取り上げました。
大丈夫、と言ってきた心の中で区長は最初から同等に引き継ぐことは無理、と思っていたとは驚きで、非常に区民の信頼を失う発言です。
この発言は議会でも問題になり、多くの議員が区長に対し謝罪と説明を求め、第2回定例会最終日の議会運営委員会でその時間を設けることになりました。
最初に区長から区民に迷惑をかけたお詫びと今後は情報発信に努めていく、との発言があったものの、せっかく質疑の時間を設けたのに、委員からの質問と「区長にお答えいただきたい。」との要望にも区長自らが答えることは最後までありませんでした。区長を守るように副区長をはじめ、理事者たちが素早く答えます。
これには私も大きな憤りとともに情けない気分になりました。自分の発言に責任をもって自分が答えられないとは、日ごろから「71万人の区民を守る」と言っている区長のとるべき行動なのでしょうか?
委員会の最後に再び区長からの謝罪がありましたが、誠意が感じられず、私にはごまかしにしか聞こえませんでした。
しかし区民にきちんと情報を発信していくと言ったのですから、その約束はきちんと守ってもらうよう、はたらきかけていきます。