「地震だ!!」その時あわてないために

〜練馬区総合震災訓練に参加して〜

15日、区内の避難拠点となる小学校で震災訓練が行われました。
まず、地元の大泉第四小学校。
着いたときには区の防災課の職員と校長、副校長、PTA会長、青少年育成委員、避難拠点運営連絡会の方たちが体育館に避難者を誘導する際の方法について話し合っていました。名簿の作り方や体育館の中では丁目や年齢などである程度仕切った方が良いのか、など意見を出し合いましたが、その時の状況で判断して取り合えず非難してきた人達をまず中に誘導することが先決、ということになりました。
そして地震はいつ起こるかわからないので時間や季節で適切な対応ができるように、と確認していました。

職員室には防災無線が設置されていて3桁の番号を押すだけで区役所や他の学校との連絡がとれます。停電した場合も10時間利用可能な充電池がついています。
この無線は一昨年新しくなったそうで、2年に1回電池交換、テストも毎月1回行われています。
災害時の情報伝達については、昨年3月11日の地震で大きな課題となりましたので、無線の扱いについてもしっかり確認しておくことが重要です。

外では炊き出しのための火の起こし方などの実演をしていましたが、光が丘の夏の雲小学校で行われている総合訓練にも見学に行く予定になっていたので、残念でしたがここで移動。

夏の雲小学校では倒壊した家屋からの救出や火災の消火、起震車での体験などが開催されていました。また、大きなかまどで炊き出しも実演され、アルファ米で作った牛丼を体育館で来場した人達が試食していました。

先月、練馬区地域防災計画修正(素案)が公表されました。1ヶ所の避難所には約1割の人が避難してくると想定し、人口の増加に伴いこれまでの600人から700人の避難見込みと修正されています。
しかし、700人以上の人が避難してきたらどうするのか、食糧も1日分しか備蓄されていませんから他から運ぶとしても道路が通行不可能となってしまったらどうするのかなど、細かく決めておく必要があると思います。

議員も地震発生後、自分や家族の安全確認ができたら避難所にかけつけることになっていますので、その時に慌てないためにも日頃から防災活動にかかわっていきます。