18日は生徒だけ、19日は保護者に向けての音楽会です。
十数年前は私も一保護者としてこの体育館で見ていたのですが、今日は来賓席で自分の子どもにドキドキすることもなく、また違った思いで楽しむことができました。
1年生から順番に合唱と合奏が発表され、みんな全身で一生懸命歌う姿が微笑ましいです。
時間の都合で4年生までしか見ることができずに残念でしたが、学年が上がるほどやはり高度な合唱と合奏になります。
ずっと歌い継がれている懐かしい歌や新しい歌の選曲も工夫されていて、子どもたちの活き活きとした表情に胸が熱くなりました。
カメラを子どもに向ける保護者の姿は昔と変わりませんが、違うのはカメラがデジタルでしかも手の中に納まるほど小さくなったこと。
子どもが生まれた20数年前はVHSなるホームビデオが主流で大きなカメラで一生懸命撮りまくりました。そして幼稚園に入ったとき、盆踊り大会を撮るために買った8ミリビデオの小ささに驚いたものでしたが、それも今では部屋の片隅にオブジェのように置かれています。
一体どこまで小さくなるのでしょうか。先日はスーパーコンピューター「京」が発表され、人間の限りない能力に驚きました。
なんて事も考えながらアナログな生演奏に感動し、音楽の素晴らしさをあらためて味わいました。