この時期は学園祭を開催している高校も多く、区内の都立高校の学園祭に訪れる中高生や光が丘公園を行きかう若者に協力をお願いしました。
すべての回答者が中高生ではありませんでしたが、61人が協力してくれました。
結果
問1. 日本の原発どうする?
①安全をチェックして続ける 18人
②安全神話は崩れた。止める 30人
③どちらとも言えない 13人
問2. 放射線被曝の不安は?
①感じている 28人
②気にならない 29人
③どちらとも言えない 4人
この結果にメンバーは愕然としていました。東京の子どもたちは原発や放射能の情報は入ってくるものの、実感として受け止められない、今の自分たちの生活に差し迫ったことはない、というような感じでした。もちろん抽出件数がそれほど多いわけではないので、これだけで決め付けられません。
中には家族で原発や放射能のことが話題になっていて食べ物にも不安がある、という子どももいます。
しかし、子どもたちにきちんと説明していない私たち大人にも責任があること確認できたことはこのアンケートの成果でもあります。
今、大人の責任としてすべきことは原発に頼らない社会へと転換していくことですが、それをきちんと次の世代に引き継いでいかれるよう、子どもたちにも正確な情報を提供し、現状を共有する機会を作り、大人も子どもも一緒に同じ方向に向かっていかれるよう啓発していく責任もあります。
翌19日は「さようなら原発1000万人アクション」脱原発・持続可能で平和な社会をめざして のイベント5万人集会が明治公園で開かれることもあり、そのチラシも合わせて配り、参加を呼びかけました。
このシールアンケートは第2弾も行う予定ですが、中高生と話せる時間は私にとってとても貴重な時間です。写真のウシを見かけたら、ぜひご協力を!!