区議会人事に関する会派の見解


6月8、9、10の3日間で議会人事を決めましたが、議会は不思議だらけです。
本当に人事に3日間もかかるの?と疑問でしたがホントにかかるんですね。まず決め方を決めるところからゴタゴタでした。
ようやく各委員会の所属が決まったと思ったら下記のような「見解」を出すような結果となりました。ぜひ読んでください。

区議会人事に関する会派の見解

2011年6月14日
生活者ネット・市民の声・ふくしフォーラム

6月13日は、議長選挙をはじめ、各委員会の正副委員長の互選など、議会人事を決めるための会議が行われた。
昨年度までは、議会運営を円滑に行うため、正副委員長については、幹事長会の中で交渉会派の人数に応じてドント順位表によって決められ、指名推薦であった。このドント方式はルールが明瞭であることなど、公正適切な方法として練馬区議会の歴史の中で長く尊重されてきたものである。しかし、今回は大会派からこのドント方式が「不公正」であるとの強い異論が出され、結局、幹事長会では合意を取りまとめることができなかった。したがって、地方自治法に基づき、もうひとつの決め方である「投票による選挙」で選出することになった。

選挙となると、すべての委員会で半数以上を占める2会派が分け合うことも可能であったが、結果的には2会派以外の会派がいくつかの役職に就くこととなった。生活者ネット・市民の声・ふくしフォーラムも、橋本けいこが区民生活委員会の副委員長に選出された。私たちは、この結果に強く当惑している。少なくとも私たちは、ドント方式が唐突に否定されたことに強く抗議し、投票による選挙が決まってからは人事に関する不透明な調整をいっさい拒んできたのであり、当該の会派や議員の意向を無視されたことは、大変遺憾である。このような、操作が可能であることも含め、人事の決め方については、見直しを求めていく必要がある。

生活者ネット・市民の声・ふくしフォーラムの橋本けいこが、区民生活委員会の副委員長に当選したことについては、選挙結果を受け止め、委員会運営が少しでも区民にとって有意義なものになるよう努めることを会派で確認した。
投票による選挙で正副委員長が選出されたことが、今後の委員会運営にどのような影響があるのか、ぜひ傍聴していただき、皆さんのご意見・ご感想をお寄せいただきたい。