7月31日(日)、『トーク&ライブ 未来に輝け上関・祝島 原発なくても大丈夫!』が東京ウィメンズプラザホールで開かれました。
祝島で養豚業と農業を営む「祝島未来航海プロジェクト」代表の氏本長一さんをはじめ、高木仁三郎市民科学基金事務局の菅波完さん、立川市議会議員の大沢ゆたかさんの講演、
鎌仲さん、氏本さん、ミュージシャンの内田ボブさんによる座談会、そしてライブ、と盛りだくさんの内容でした。
以前にも書きましたが、祝島はほとんどの島民が漁業、農業で生計を立てている小さな島です。向側に計画されている上関原発によって、魚の生態系が変わり、この島の生活も大きく変わってしまいます。
「この島に1000年以上も続いてきた祭りは豊作がなくてもいい、その年にとれた物で暮らせることへの感謝、自然を敬う気持ちが原点にあるからです。」と氏本さんは語ります。
また、身の丈を知り、ないものねだりよりあるものさがしの生活でエネルギーも自然エネルギー100%をめざしています。
この祝島は高齢化率75%、小学生7人、と日本の未来の縮図とも言えます。その中で介護も子育ても地域ぐるみの大切なエネルギーであり、この島での取組みは国の取組みを先取りしたものだということをみんなで考えましょう。
「身の丈を知る」この言葉がとても印象に残りました。今の私たちの生活スタイルを見直すためにとても大切な言葉だと思います。ないものねだりのために壊される自然環境。
福島で起きている現実と重ね合わせて、日本の進むべき方向が安全な暮らしへと導かれるよう、私も活動を続けていきます。
この集会の後、表参道から代々木公園まで脱原発を訴えながらパレードをしました。
大勢の参加者と様々な衣装に、道ゆく人たちもカメラを向けていました。
この姿を見た人たちが少しでも関心を持ってくれたらうれしいです。
この100万筆を超えた署名は8月1日、経済産業省に提出されました。