とめよう!「外環の2」 ウォークに参加 しました。

東京外郭環状道路(外環)は大泉ジャンクションから東名高速までの16.2キロ間の延伸事業認可を国交省から受け、準備工事が始まっています。
大深度地下利用で地下40メートルに道路を建設しますが、この外環とともに「外環の2」という目白通りから三鷹市内の東八道路までの約9㎞、幅員40メートルの地上部街路の都市計画が決定されています。
 

地域住民の方は外環が地下になった時点で地上部の道路計画はなくなったものと思っていましたが、外環本線の地下への入り口部分の着手にあたり、この1㎞が外環の2と重なるため、東京都は残りの部分も進めようとしています。
そのために「地上部街路の話し合いの会」を開きましたが、まだ住民の合意形成が図れていません。
昨年、『とめよう「外環の2」ねりまの会』が立ち上がり、地域で反対の声を広げようと様々な活動をしています。

 今日はこの「外環の2」に該当する地域を大泉と上石神井の両側から石神井台のみどり地域集会所に向かって歩き、調査しました。

私は10人のメンバーとともに大泉ルートに参加。

大泉高校角。ここをかずめます。 

 

 

 
   

道路計画線の両端にこのような鋲が打ってあります。

 

 

 

  ここから向こうに旗を持った人が立っているところまで40m。両方の路面に鋲が打ってあります。
こんな閑静な住宅街が道路になってしまいます。

 

 

 石神井公園の野鳥の森。囀りが聞こえてきます。
このすぐ横を外環の2が通ります。
騒音や大気汚染で野鳥もいなくなってしまうのでは・・・。 

 

 ゴール!

上石神井チームの菊地さん、やないさんと合流。 

 

 
 

実際にあるいてみてこの道路のためにどれだけのお宅が立ち退かなければならないのか、
閑静な街の様子が一転してしまうことが実感できました。
途中、遊説や、チラシ配布をしましたが、何人かの方とお話ができました。
自分の家が該当していることを知らなかった方、知ってはいたが何も説明がない、などもっと情報を届け、一緒に声を上げることが必要だと思いました。
都はオリンピックや防災を理由に道路計画を強行しようとしていますが、多額の税金を投入し、こんなに多くの犠牲を払ってまで必要な道路とは到底思えません。

11月4日(月)午後2時から石神井公園のふるさと文化館で、とめよう会の結成一周年イベントがあります。
「もし幅40メートルの道路があなたの家の前にできたら??」
皆さんも一緒に考えてみませんか?