「まごつかない」窓口配置を

案内板は詳しくなりましたが。

来年度の練馬区当初予算案 記者発表資料には新規事業として「窓口から区役所を変える」取り組みが書かれています。

「待たない」「まごつかない」「何度も書かない」窓口の実現に向けて、着実に取組を進めるとしています。

昨年2月の予算委員会で窓口の配置について取り上げました。
というのも練馬区役所へ行くと、これは東庁舎、これは西庁舎、これは本庁舎十何階、とばらばらで右往左往してしまい、わかりにくいという声が届いていました。

2階の入り口を入ったところでウロウロと迷っている方もよく見かけ、案内します。

豊島区は建て替えにあたり、例えば福祉にかかわる部署を総合福祉のフロアとして、子ども福祉、障害者福祉、高齢者福祉、生活支援などを低い階にワンフロアにまとめた配置をしていることを知り、練馬区でも配置全体を見直していくという考えはあるのか聞きました。

答えは
練馬庁舎の窓口配置については、これまでも区民の利便性を配慮し、区民事務所を本庁舎1階に、戸籍や国民年金、国民健康保険などの窓口を2階、3階に、また、障害のある方や、ご高齢の方などの福祉の窓口については、西庁舎の2階、3階に、また、子どもに関するフロアは低層階、高層階用エレベーターが停止する10階に配置をしている。
公共施設等総合管理計画では、練馬庁舎について、個別に改修計画を策定することとしており、戦略計画21「窓口から区役所を変える」の取り組みと合わせ、現在、庁舎改修の課題などについて、プロジェクトチームを組んで検討している。そのPTにおいても、区民の動線を配慮して、窓口配置を再検討する必要があるという意見が出ており、区民の利便性をより一層向上させる窓口配置となるよう、区民の動線や安全・安心への配慮、窓口スペースの拡大など、庁舎改修とあわせて検討している。」
とのことでした。
庁舎が3つに分かれていることもありますが、だからと言って多額の予算をつぎ込んで立派な庁舎に改修しろとは言いません。まずは現状の中で少しでも工夫を凝らして高齢者やお子さん連れの方にもわかりやすい動線に変える必要があると考えます。