これが「みどりの風吹くまち」?

7月12日の企画総務委員会で

関越高架下にオープンした施設について「植栽が枯れている、以前から地域の方からも『大丈夫?』との声が複数届いていた。構造上雨があたらないから水撒きをしなければならないが、ダムの給水制限が始まっているときに水撒きをしたらきれいには映らない、是非大胆な対応をとってもらいたい。」との発言がありました。

これに対し、副区長は
「条例に基づいて、施設建設にあたっては緑化につとめる。関越高架下も条例の緑化についても、整備にあたり可能な限り緑化につとめてきた。ただ高架下なので、ご指摘のとおり日照不足、降雨による土壌水分の維持ができないのは明らかで、植栽の種類にも留意して設計・施工し、維持管理にも気を付けなければならない事は承知していた。ご指摘のとおり開設後3か月が経過して植物の枯死が目立ってきた。これは明らかに判断ミス、対応ミス。この責任は重いと考えている。内部から指摘があったにも拘わらず、取り組みが不十分であった事は看過できない状況だと思っている。植栽する範囲、植物の種類、いずれも対応が不十分であったことによるものと考えている。先ずは枯死した原因を明らかにする必要がある。枯死の原因を調査して責任を明らかにした上で今後の対応方針を考えて行きたい。区の対応の不手際からこのような結果を招いてしまった。衷心よりお詫びします。」とこたえました。

植えたのは比較的土壌を選ばない「龍のひげ」ですが、いかにせんこの土壌ではどうかな、と植えた当初から私も沿道住民の方と話していました。区の職員にも話していたとのことです。
しかしその後も特に手入れをするわけでもなく、 水やりも管理の方がホースに数か所穴をあけたり、工夫してもなかなか大変だとのことでした。

そして6月に送ってくれた写真はすっかり枯れた龍のひげとツツジ。
翌月のこの委員会で指摘があった翌日、枯れた植栽はすべて抜かれてごみ袋に。
税金のゆくえがごみ袋の中とは、区民の皆さんが怒るのも当然です。

写真右が6月、左が抜いた後、7月の写真です。つつじの木も枯れちゃいました。

日当たりも悪く、高架下という危険な場所に沿道住民の反対の声を無視して建てた区の自慢の施設ですが、
環境教育も目的としているリサイクルセンターもあるのに判断ミス、対応ミスだったとは・・・。

みどりの風は一体どこに吹いているのでしょうか?


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月、植えた時から根付かないのでは、との声が・・・

 

 

 

 

 

 

 

7月の委員会の翌日には抜かれてごみに。

 

 

 

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