日本の進むべき道を決めるのは私たち国民です!
24日、「止めよう!辺野古新基地建設 許すな!日本政府による沖縄の民意の圧殺を 首都圏アクション国会包囲ヒューマンチェーン」がおこなわれ、全国から約15000人が集まりました。
名護市長からの訴えがあり、
「沖縄県の民意に沿って辺野古に新しい基地は作らせない、戦争に向かう国は絶対に許さない、ということでお集まりくださりありがたく、心強く、うちなんちゅに勇気と希望を与える。今辺野古では権力と暴力による反対する国民を敵国民とするようなことがおこなわれている。わたしたちうちなんちゅは日本国民ではないのか。
この国には民主主義はあるのか。そう疑わざるを得ない状況が沖縄、名護で展開されている。
埋め立ての調査のための作業が行われているが、名護市長に対して許可を得る、あるいは協議をしなければいけない、その項目のひとつもクリアしていない。
そして仲井真前知事が埋め立てを承認したことを根拠に進めているが、本工事に入る前に実施設計をするときにはあらためて沖縄県人の承認を得なければならない。従って辺野古の新基地がこのまま力によって押し進めることは絶対にできない。全国からの沢山の支援があるから頑張れる、その思いで現場で戦っている。
集団的自衛権の行使容認や安保法案が変えられようとしているが、辺野古の基地建設と無関係ではない。絶対に戦争する国に歩かせてはいけない。このことは皆さんとともに共通認識として確認できると思っている。うちなんちゅの思い、ここに集まった皆さんの思いを各大臣にお届けしたい、そして新基地建設は絶対に許さないことを強く伝えてきたいと思う。私たちはいま絶対にあきらめてはいけない、うちなんちゅは孤立していないことを実感している。これからもみなさんと手を取り合ってスクラムを組んで頑張っていきたい。勝利を勝ち取るまで、私たちの目的を果たすまでどうぞ力を貸して下さい。そして日本の進むべき道をみんなで確かなものにするためにともに頑張りましょう。」
この訴えは心に響きわたるものでした。
辺野古の問題は沖縄だけの問題ではありません。
市長の言葉のように日本の進むべき道を決めるのは私たち国民です。
15000人のヒューマンチェーンは成功し、絶対に外れることのない強いつながりになったことを実感しました。