秘密だらけの特定秘密保護法案に反対!
特定秘密保護法案が26日、衆議院で強行採決、通過、参議院で審議に入りました。
このまま黙っているわけにはきません。
先月ソーシャルジャスティス基金主催のアドボカシ―カフェ「国家秘密と情報公開-特定秘密保護法案は秘密のブラックホールか!」に参加しました。
講師は NPO法人情報公開クリアリングハウスの三木由希子さん、都留文科大学ほか非常勤講師の瀬畑源さんです。
特定秘密保護法案は国の安全保障
① 防衛
② 外交
③ スパイ防止
④ テロ防止
に著しく支障を与えるおそれのあるものを特定秘密として指定し、その物理的管理、アクセスできる人の管理をおこなう。漏えい等の場合の罰則を強化する内容です。
問題点として特に③と④については人のコミュニケーションを管理することであり、人権に抵触すること、情報公開については「著しく支障を与えるおそれのあるもの」の「おそれ」が明確でなく、請求したものが特定秘密かどうか教えてもらえずに非公開になってしまう、これは国民への説明責任の放棄であることなどがあげられました。
また、公文書の管理についても、「秘密を今公開できないから捨てる」という発想で、未来の国民に対する説明責任の意識がないと指摘しています。
ワークショップでは「何が秘密かわからない」「実際に自分の生活にどのような影響を及ぼすのか想像できない」「人間不信になるのでは」などの意見が出ました。
また報道関係の方からも「罰せられることを恐れて市民からの情報が入らなくなる」と不安の声があがっていました。
何もわからず、知らされず、まさにブラックホールにぐるぐると引き込まれていく感じです。
『この官僚の意識を問題視する政治家がいない」状況の下で法案が成立してしまうことも問題』、とまとめましたが、十分な議論がないままにこのまま参議院でも通過させるわけにはいきません!!
自由って?民主って?
名ばかりの政治にはっきりNO!を示し、廃案に追いこみましょう!
☆11月22日の院内集会の詳細はこちら
☆「憲法 骨抜きNO!ねりま」のアピール活動