この暑さいつまで続くの?

昨日(8月23日)は処暑。暑さの峠を越えて少しずつ涼しくなるという意味だそうですが、今日も空にはギラギラ太陽、モワッと息苦しい熱気。やっぱり暑い・・・。
確かに先週の38度超えに比べたら今日の34度は下り坂になったのでしょうが、それでも34度は辛いです。

この夏練馬は毎日の暑さですっかり有名になりました。ニュースを見た友人達から「練馬がよく出るけれど大丈夫?干物になっていない?」などとお見舞いのメールが届きました。

「そうか、練馬は巷では暑さの名所になっているんだ」とあらためて恐ろしくなりました。

でも実は「練馬が一番暑い」ということではないのです。東京都には気象庁の観測拠点が4箇所しかなく、その1箇所が練馬区の武蔵大学の中にあるため、その観測結果として「練馬で38.1度」と報道されているわけで、ちょっと誤解してしまいますよね。
練馬は畑や緑が多いのに何で一番暑いのですか?と疑問に思っている区民も多いそうです。

また、皆さんも既にご存知だと思いますが、都市部のヒートアイランド現象によって温められた空気が海風で流されて練馬付近の上空を覆い、暑さやゲリラ豪雨の原因になっているとも言われています。
ヒートアイランド現象の対策として屋上緑化やドライミストの設置などが進められていてこれも有効なことではありますが、都市全体の環境を見据えたまちづくりをすすめていく必要があると思います。

それでも夕方、ネットの事務所から見た空は少し秋の気配が感じられました。しかも夜には我が家の庭から「チッチッチッ」と虫の声(カネタタキっていう虫?)が。
寝苦しい夜にちょっと癒される虫の音でした。