若者の力を地域に

8日、娘の成人式が無事終わりました。と言ってももちろん「今日から一人で生きていきなさい」と放り出す訳でもなくいつもと変わらない生活をしていますが、長くもあり、あっという間でもあった20年間。振り返りながら、これからどのような生き方をしていくのだろう、壁にぶつかった時、親としてどのように励ましてやればいいのだろう、と不安になったりもします。
しかし、どのような状況にあっても何が正しいかきちんと自分で判断でき、相手の立場にたって物事を考えられるような大人になってほしいと思います。それと同時に自分の住んでいるまちがどのようなまちだったらみんなが暮らしやすいのか、もちろん自分と同じ年代の人もいればお年寄りもいるし、子供もいるし、障がいをもった人もいるわけですから、みんながそれぞれの立場で大切にされていくようなまちづくりに自分もその一員だということを意識して関わっていって欲しいです。

当日、練馬駅で新成人に向けて生活者ネットワークの政策アピールをしました。今年の練馬区の新成人は約6900人ですが、式場の豊島園に向かうスーツや振袖の若者たちの姿を見ながら、この6900人の知恵と力をもっと地域で発揮できるような場があったらいいのではないだろうか。それは決して奉仕しなさいという押し付けではなく、生活の一部として自然に関われるようなものであったら地域が生き生きとするのかな、とふと考えました。