真の環境都市練馬区をめざして

お正月になると都内の道路は車の数が減り、そのためか晴れていればいつになく空の色も真っ青になります。

昨年は地球温暖化が深刻な問題となり、自然界では様々な異常現象が見られました。先日、このまま温暖化が進むと40年後には北極の氷がすべて溶けるだろうと発表されました。東京の平均気温も2度上がり、真夏日が100日を超えるとか。

11月に開かれた第2回京都議定書会議で、日本は温室効果ガス(CO2)の排出を6%削減するよう義務付けられていますが逆に8%増えていて日本のやる気のなさが問われました。

皆さんは夜の地球の映像を見たことがあるでしょうか?
(見たい方はこちら http://antwrp.gsfc.nasa.gov/apod/ap020810.html )

小さな日本の明るさに驚きます。街が眠っていないということはそこではエネルギーが使われCO2が排出されているということ、日本の責任の重さを感じます。

練馬区では昨年環境基本条例の制定、環境都市練馬区の宣言など環境の保全に取り組む決意を示しました。しかしその反面、大気汚染によるぜんそく児が非常に多い練馬区で更にまたひとつ道路(外環道)が区民の意見や地域住民の不安が反映されないまま延伸されようとしています。便利な道路には車が集まり、便利な食べ物はゴミが出て、快適な生活にはエネルギーがどんどん消費される…。街を汚す原因となるものを増やしてからその対策を考えるのではなく、原因となるものを出さない、増やさないことが最優先されるべきです。

地球環境を守るためにまずは練馬から。 私は生まれ育った練馬が理想的な環境都市になるようはたらきかけていきたいと思います。

次の記事

若者の力を地域に