光が丘清掃工場建て替え説明会と土壌汚染について

光が丘清掃工場は建て替えのため、解体工事が始まっています。光が丘清掃工場解体現場
2020年竣工予定で建て替え工場着手に向けて練馬区まちづくり条例に基づく説明会が今月の27,28日に開催されます。

昨年の7月から10月にかけておこなった土壌調査では、工場棟の地下ピットの下から基準値を超える砒素とふっ素がそれぞれ2ヶ所から検出されました。
50㎝までの深さの調査だったので再調査は1mまでの土壌を調査した結果は基準値以下でした。

この基準値の考え方が、この土地に70年間住み続け、1日に100mg(6歳以下は200mg)の土壌を口にし続けても健康に影響を及ぼさないように定められた有害物質の濃度とのことですが、何とも理解しがたい根拠です。

地下ピットはコンクリートで固められていて地下水には流出していないので、現時点では環境や健康面への影響はない、今後適正に対応していくとのことです。
工場を建てる時の整地のため入れた土に含まれていたのでは?と言っていますが、練馬清掃工場の建て替えの時も鉛、ふっ素、六価クロムが基準値を超えて検出され、土壌の入れ替えをしました。
いずれも清掃工場ということでは何らか関係性があるのでは、と考えます。

豊洲でも基準値の79倍を超えるベンゼンやシアンなどが検出されました。
人体に影響を及ぼす有害物質ですから、お決まりの「ただちに人体への影響はない」では住民の不安は払拭されません。

以下、光が丘清掃工場の説明会の日程です。

1月27日(金) 19:00~20:30 光が丘清掃工場建替工事監督員事務所
1月28日(土) 10:00~11:30        〃
1月28日(土) 14:00~15:30        〃
詳細はこちらから。

 

 

 

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