一年のはじめに

4人

左から橋本けいこ、きみがき圭子、菊地靖枝(前区議)、やない克子

2017年がスタートしました。
私は今年で議員として2期目の後半に入ります。

広がる格差社会の中で、生きづらさやストレスを抱え、いじめや虐待、貧困など緊急を要する課題が増え続けています。
防止・支援策としての国の法律ができ、自治体での施策が示されても、それが即効性・現実性のあるものなのか、当事者の視点にたったものなのかはしっかりチェックしていかなければなりません。

一方地域で子どもや家族を支える「子ども食堂」が次々と誕生し、これこそ生活者ネットワークが掲げてきた「地域力・市民力」に他ならないと実感しています。
地域の力を応援するとともに、私自身も「今必要な支援を必要な人に」の実践に努力していきます。

練馬区議会は議員数50人。
自民18、公明12、と過半数を占め、「野党」としてまとまれるのは5会派13人です。
「最終的には議会の決定」と言われても結果がみえてしまっていること、そして行政もその「数の力」のもとで自信があるのか、区の計画に反対する議員の質問に対して「ご心配には及びません」「ご指摘に当たらず」「言われるまでもなく」「おっしゃっていることがわかりません」など、練馬区の議会での対応として恥ずかしくないのか疑うような答弁が続いています。

計画に対して反対もあれば賛成もあるのは当然です。
その議論が十分にされず、強引に決めてしまうことが問題なのです。
諦めず、この基本的な問題をどう解決していくか、皆さんからご意見を伺い、一緒に考え、議会改革につなげていきたいと思います。

今年は酉年。
トリはトリでも「風見鶏」の議員ばかりでは困りますよね。