「見ざる聞かざる言わざる」ではなく「見て聞いて言う」政治参加を!

2016年の幕あけです。

戦後70年。安倍政権の暴走で日本が再び戦前へと戻されようとしています。
安保法は憲法違反であり、多くの国民が認めていません。

福島第一原発の事故から5年。除染土や汚染水は増える一方で解決策が見つからないまま再び再稼働。まだ仮設住宅での生活を強いられている人、子どもたちを放射能から守るために必死で戦うお父さんお母さん、地域で分断が起きている現状など何も解決していません。

辺野古基地移転。日本は平和を守ってきたと言いますが、沖縄ではまだ本当の平和な社会は実現していません。沖縄だけで解決する問題ではなく、私たち一人ひとりが考え、沖縄を守るべきです。

日本は今、岐路に立っていますが、今ならまだ引き返すことができます。
国民の基本的人権を侵害する政治に対し、国の問題だから、と無関心でいるのではなく自分たちのこととして考えて欲しいことを訴えていきます。

練馬区では「区民参加による開かれた区政を目指す。」として区政改革の推進を掲げています。
「ビジョンに掲げた政策を実現するための具体的な仕組みや態勢を、区民の視点から改めて見直すもの。」と言っていますが、結局実現ありきであり、政策に賛成の区民の視点を求めるだけでは区民参加になりません。
反対する区民の声に対し「建設的な議論ができない」とそっぽを向くのではなく、反対の声こそ区長自らが直接聞くべきです。

今年は練馬区エネルギービジョン、産業振興ビジョン、福祉の総合まちづくり総合計画、第四次男女共同参画計画、教育・子育て大綱などが策定されます。

ビジョンが私たち生活者の視点に立ったものなのか、みなさんと一緒にチェックしていきたいと思います。

そして区議会。
それぞれの議員が区民の代弁者として議会に臨んでいます。しかし少数意見は排除し、民主主義=多数決と主張し数で強引に押し切ろうとする今の議会のあり方は民主政治とは言えません。
まだ議会を傍聴したことがない方も、どのような議論がおこなわれているのか傍聴し、区議会もぜひ厳しい目でチェックしてください。

今年はさる年です。

区政に対しては「見ざる聞かざる言わざる」ではなく、見て聞いて意見をどんどん言って下さい。

今年も生活者ネットワークは橋本けいこ、やない克子、きみがき圭子3人力を合わせて頑張ります!

写真は右から 橋本けいこ、菊地靖枝、きみがき圭子、やない克子。菊地靖枝は次期の都政にチャレンジします。