暴走に歯止めを~オリンピックとフクシマと外環~

2013年9月9日 11時49分 | カテゴリー: 活動報告

2020年のオリンピックの開催地が東京に決まりました。
2位のイスタンブールに24票差をつけて60票という得票です。
朝からこの話題で日本中大騒ぎで、経済効果や新しい東京の街が想像され、ウキウキしています。

 でも安倍首相のプレゼンテーションでの「日本中の食べ物も水も、WHOの基準の100分の1で全く問題ない。汚染水の影響もわずか0.3平方キロメートルの範囲内でブロックされている。私が責任を持って解決に着手している。」の発言に、私は福島の人たちがすっかり置き去りにされてしまったと怒りが込み上げましたが、実際福島の皆さんはどのように受け止めたでしょうか?

 また、これを機に国交省は外環道延伸も一気に進めていくでしょう。実際、大泉の準備工事の住民説明会では「2020年のオリンピックに間に合わせたい。」と国交省は発言しました。まだ決定もしていない時に。

これで大手を振って計画強行に出ると思われますが、8,9月に続けて行われた「大泉地区準備工事の説明の場」、「道路の立体的区域の決定、道路区域の決定、及び区分地上権設定に関する説明の場」、「大深度地下使用認可申請に向けた説明会について」のどの説明会もひどいものでした。1時間半のうち約1時間が説明のパワーポイント、残りわずか30分が質疑応答です。

青梅街道のハーフインターチェンジ(杉並区では住民の反対や環境を考え設置を反対しましたが、練馬区長はインターチェンジの設置を積極的に求めたため)もいつ決定したのか知らなかった、という会場の声や、100戸の立ち退きが迫られている該当地域の町会では話し合いの場すら持たれないままに区域決定されることには応じられない、と抗議行動もありました。

また「自然の宝庫である八の釜の森はどうなるの?」「地下40メートルの安全性は?」など多くの疑問に対し丁寧な回答もない、いつも「会場の都合によりこれで終了します。」と手を上げていても質問を打ち切られてしまう状況でした。

区からもこれらの説明会には出席していて、「国交省の事業なので、区から説明するべきことではないが、区民の意見を聞いて国にはたらきかけていく」とは言うものの、交通対策等特別委員会では抗議行動があったことすら報告されませんでした。

 「住民の合意形成」なんて全く耳に入らない練馬区政、オリンピックを理由に「何でもアリ」にならないように歯止めをかけて行かなければ、とあらためて思いました。

大泉ジャンクションのすぐ横にある八の釜の森