将来に希望がもてる社会に

1月10日(月)成人の日に毎年恒例の新成人に向けてのアピールを練馬駅で行いました。

現区議会議員橋本牧さんの司会で、同じく区議会議員の吉川みさ子さん、きくちやすえさん、政策委員の橋本けいこさんと共に政策の訴えをしました。

この日は北風が強くとても寒い日となってしまいましたが、豊島園での式典に参加する
新成人が晴れ着姿で時々通り過ぎ、配っていたチラシを受け取ってくれました。

今、就職氷河期と言われ、今年大学を卒業する学生の就職率は50%台になると予想されています。
そして最近は就職を避け、とりあえず大学院に進学する、わざわざ留年する、などの学生も増え、次年度へと就職を繰り越していくと、更に次年度は厳しい状態になる、という渋滞がおきることになります。
また、奨学金で大学に行ったものの就職できず、結局返済できない、というケースも非常に増えています。
大学全入時代と言われる中でも家庭の経済状況により、大学に進学できなかった子どもたち、あるいは中学や高校時代に何らかの理由で退学してしまった子どもたちにとってはもっと厳しい状況になっています。

2009年度の国民年金納付率、20〜24歳では51.4%でした。
しかし2020年には2人で1人を支える時代がやってきます。収入がない中での年金の納付、親が負担している家庭もありますが、それでは根本的な解決になりません。
この悪循環をどこかで断ち切るような施策が必要です。

私は、若者たちが途中からでも十分にやり直しができる社会、自分たちの将来に希望がもてるようなしくみや制度を新成人の皆さんにも声をかけ、一緒につくっていきます。

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