街頭署名に参加!

「容器包装リサイクル法」をごみが減る法律に変えるための請願署名に協力を

今月13日(土)に光が丘IMA前で環境部会のメンバーを中心に容器包装リサイクル法の改正のための署名活動をしました。
当日はお天気も良く、公園の散歩や買い物の方たちでとても賑やかでした。
そして1時間で80筆もの署名をいただきました。

皆さんはもう3Rという言葉は聞きなれていると思います。
リデュース=ごみを減らす、
リユース=繰り返し使う、
リサイクル=再生して使う。
中でもリサイクルは一番耳にすると思います。
しかしこのリサイクルには莫大な税金が使われていることを知らなかった、と驚く方たちが大勢いました。

15年前に家庭ごみの6割を占めていた容器包装ごみのリサイクルを促そうと容器包装リサイクル法ができました。
分別して出す、自治体が分別収集と選別保管、事業者が再製品化する、とそれぞれの責任分担が定められました。
この中で、自治体が行う収集、選別保管には税金が使われ、練馬区では年間10億円以上の金額になっています。一方事業者はこの費用を負担しなくていいので製品をどんどん作り出します。大量生産、大量消費、大量リサイクルによりここ10年でペットボトルの生産量は4倍にもふくれあがりました。
アメリカではサンフランシスコなど60の都市で税金を使ってペットボトルを調達することを禁止しました。また、イギリスでも省庁が調達禁止を決めています。
日本ではいまだに会議でペットボトルのお茶が出されています。
私たちは環境を守るために大量のリサイクルをすすめることではなくまずごみを減らすことを優先していかなければなりません。
そこでまず、税金が使われている収集、選別保管の費用を製品価格に含めること、それによって生産者は製品の設計段階からごみにならず、資源として循環する素材を考えます。
そして消費者も一緒にリサイクル費用を負担し、責任を負う、ということにします。
この拡大生産者責任でごみを大幅に減らすことができるはずです。

今回私たちは3Rから2Rへ変えていくことで、ごみを減らすリデュース、繰り返し使うリユース、この2つのアールを優先させようと容器包装リサイクル法を改正するための請願署名をお願いしています。

内容は
容器包装の分別回収、選別保管費用のあり方を見直すこと。
2Rを促進する具体的な対策をとること。
の2つです。

私は、ごみを減らす法律に変えて練馬区で現在130億円も使われているごみ処理費やリサイクル費用を減らし、福祉や教育費に税金を使える社会に変えていきたいと思います。