働く 住まう 練馬の市民力 

〜こんな住まい方・働き方もあるんだ〜

前列左から 明星マサさん、金井聡さん、  明石寿美さん     後列右 練馬ネット区議会議員菊地靖枝さん
前列左から 明星マサさん、金井聡さん、  明石寿美さん     後列右 練馬ネット区議会議員菊地靖枝さん
7月に練馬区の大泉学園町7丁目に「コレクティブハウス大泉学園」がオープンしました。
練馬ネットでは立ち上げに中心となってかかわってこられた「つくりっこの家」の3人のメンバー、明星マサさん、金井聡さん、明石寿美さんをゲストに迎え、働くこと、住まうことをどう実践されているのかお話を伺い、皆で市民力を実感しようと学習会を開催しました。
「つくりっこの家」の活動を紹介するビデオを観た後、練馬・生活者ネットワークの区議会議員の橋本牧さんのコーディネートで3つのテーマに分けて話をすすめました。

わけるとふえる・働く・住まう
つくりっこの家では32年間、障害をもった人ももたない人も一緒に活動や仕事ををわけることで人と人とのつながりがふえ、活動の輪が広がっていきます。
また、地域に根ざした働き方でその人の能力やスピードに合わせた働き方をしながら賃金も分け合っています。
皆さん生き生きと楽しそうに活動している姿を見て、自分らしく暮らすことで心に豊かさをもつことができるのだと思いました。
毎年テーマを決めて合宿を行い、今年のテーマは「自分で決める」。
一緒に活動していく中で「自分で決めたことに自分で責任を持つことが大事」とゲストの明星さんのお話。

コレクティブハウス大泉学園も「色々な人が支え合って分け合って一緒に住める」ことを目指し、オープンに至るまでの物件探しや運営方法などのご苦労された点についてお話を伺いました。この立ち上げも人のつながりが偶然を呼び、空き家になっていた社員寮が見事に理想のハウスに変身し、市民の力でこんな事も実現可能になる、と会場の皆から驚きと感動の声が上がりました。
ゲストのお二人はこのハウスにお住まいで会場にも同じ住民の若いママが3歳のお子さんを連れていらしてました。一人暮らし、夫婦二人、親子、とそれぞれの家族構成は違いますが、様々な年代の人たちが支え合って暮らすことでお互いの不安や寂しさを補い楽しさを分け合っていることが伝わってきました。

働くこと・住まうことは練馬・生活者ネットワークの政策のひとつとして取り上げています。
自分がどのような状況になっても自分らしく生きていく、そのための問題解決として地域力・市民力にもっとはたらきかけていくことが必要だと思います。