車を減らそう!

どこの道も「え?こんな路地も?」という狭い道も車・車・車…。
先週は大泉学園通りの桜に見とれて自転車で往復しましたが、喉はイガイガ鼻はムズムズ。
ちょっと住宅地に入っても車がスピードをゆるめることなく我が物顔に走っています。
最近はシルバーカーを押しているお年寄りが増え、きっと怖い思いをしながら歩いていらっしゃることと思います。また、ベビーカーに乗った赤ちゃんは排気ガス直撃の高さに座っています。練馬区は畑や森が他の区と比べて多い反面、喘息児童の数が東京都の平均の約2倍と恐ろしい結果が出ています。

パリでは昨年、市内の一部に路面電車を復活させることにより車の利用が25%減り、大気汚染の対策に大きな効果があったと報告されています。またプラットホームには緑が植えられ町並の景観も評判となっています。
西東京市では「はなバス」が市内同一料金100円で地域の方たちに活用されています。

練馬区も公共の交通機関をもっと工夫し、生活圏内にできるだけ車を入れないこと、そして歩行者、車椅子、ベビーカーなどが安心して通れる道路づくりをすることが必要です。どんどん車を通しましょう、渋滞するならとりあえず道路を作りましょう、という考えを見直し、住民優先、環境優先のまちづくりを進めたいものです。