自分たちのまちは自分たちで

破綻した北海道夕張市、約360億円の赤字を20年で返済する財政再建計画案が出され、市民税や水道料金の大幅値上げ、敬老バスの廃止、市職員の削減、除雪回数を減らすなど、市民に大きな負担がのしかかっています。そして行政サービスは全国最低水準となってしまいました。市民の4割が高齢者というこの夕張市で福祉の内容が削られることは特に一人暮らしのお年寄りにとっては深刻な問題です。

しかし、その中で、市民に新たな動きが始まっています。閉館が予定されている福祉会館、いつもお年寄りたちのおしゃべりの場として利用されていましたが、これを存続させようとお年寄りたちが廃品回収して資金作りをしながら自主運営をめざしています。「自分の町がこんなことになって悲しいが、今は目標があって今までより充実した毎日です」というお年寄りも。
また、ある町会では「除雪ボランティア」を結成し、高齢者のお宅に派遣するそうです。
市立病院は診療所となり大きな治療は隣りの市まで行かなければならなくなりましたが、この診療所の医師は医療と福祉を連携させながら夕張市を必ず復興させる、と寝る間も惜しんで活動しています。まさにこれが「市民自治」の始まりです。
もちろんこれだけ巨額の赤字を出してしまった行政、市議会に責任がありますが、すべて行政にお任せ、またこれを放置してきた議員を選んだ市民にも責任があります。

私たち練馬・生活者ネットワークも「自分たちのまちは自分たちで」と市民自治をめざしています。そのために区はすべての情報を公開すること、そして私たち区民もすべてお任せ、ではなく厳しくチェックする目を持つことが必要です。

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